シンビジウムの咲かせ方 Cymbidium Alice'Luna'(アリス ルナ) アリスの月という位ですから、NHK出版「洋ラン」によると、 立ち葉で鮮緑色小輪 花立ちよい早生品種で、高温期の花持ちが良くないので、やや抑制し気温の下がる 12月に開花させると長い間咲く、そうです。 つまり、蕾がついたからと早くから暖かい室内に入れないで、どちらかというと霜にあたる直前まで 庭に出しておくくらいの感じですね。それと、白〜緑色系(つまり素心)の花は、室内でもセント ポーリアと同程度の光量のほうが、濁りの無いすんだ色を出すと思います。 作り方 霜が降りなくなる時期から降りる直前まで、野外で一日中太陽に当てて頻繁に水をやります。 肥料は、置き肥をやり、10日に1回くらい2000倍くらいの液肥を与える。これで完璧です。 葉がやや黄色くなるかもしれませんが、私はほって置きます。植え替えは、今年の花芽が鉢の縁に くるまで大株に育て、花後に鉢から抜いて一回り大きな鉢に植えるか、株分けをします。 用土が無いくらいに根が張っていますので、根の先のほうを1/3くらい鋏で切り落として植え付けます。 用土は、私の場合は軽石とネオソフロン(もしくは、ベラボン)を1/2位ずつ使います。 大粒と中粒でよいと思います。年末から新年にかけて、花を咲かせてくれるでしょう。 ここでひとつ注意したいのは、特に植え替え初年度の花は、花梗ごとに1から1.5ヶ月たったら切って 花瓶にいけてあげます。これで、株の疲弊を抑えて上げられます。簡単でしょう! シンビジウムの用土〔追〕 シンビジウムの咲かせ方の項で、用土は軽石、ネオソフロンとべラボンについて述べましたが、意外と 失敗しやすい点について追加しておきます。 これらの用土は、気軽に使っていますが、何れも充分に吸水させてから使わないと植物が水分不足に 陥りやすいのです。そこで、最近私は、24時間位たっぷりと時間をかけて吸水させてから使うように しています。用土をバケツに入れてから水を加えますが、用土が浮いてしまいますので、落し蓋を すると良いでしょう。最初が肝心というヤツです。 |